孔子の名は世間に広く知られ、弟子も非常に多い。その中のひとりに子路という名前の弟子がいた。性格は勇猛でさっぱりしていた。
あるとき、彼が“瑟(しつ)”という楽器を演奏していると、彼の琴の音が豪放勇武で草木も枯らすほどの殺気を帯びているのを聴き、「仁」と「中庸の道」を主張する孔子は子路に「そなたの琴の音は奔放すぎて私の弟子として似つかわしくない。」と言った。他の弟子たちは孔子の評論を聞き、その後は子路を尊敬しなくなってしまった。
孔子がそのことを知り、他の弟子たちが自分の言った意味を誤解していると思ったので、急いで子路のために弁解した。「子路の学問は宮殿に入れるほどのレベルだが、ただその奥の部屋へ入れるほどの境地には未だ達していない。そなたたちは決して彼のことを軽く見てはいけない。」他の弟子たちは孔子がこう言うのを聞き、子路への尊敬を取り戻した。

http://history.1001n.com.cn/news/news.asp?id=188

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nophoto
8o5wyEzHWg
2006年1月28日2:51

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