情感世界(9/19)
2005年9月20日 情感世界 コメント (3)最近、中国科学院の26歳の博士課程履修生孟宜が
飛び降り自殺をしました。
そしてふたたび大学生の心理的な問題が
クローズアップされています。
ここで、まず孟宜の成長過程を
振り返ってみることにしましょう。
孟宜の家は衡陽市解放路にあり、
衡陽二高を卒業しました。
1997年南開大学化学学部に合格。
2001年研究生の入学試験中、
孟宜は学んだ専攻科目に満足できず、
次の年再度入試を受験。
中国科学院上海化学研究所の
修士・博士課程連続履修生となりました。
自殺前は博士課程を履修中でした。
小学校から高校まで
孟宜はずっと先生公認の優等生でした。
1997年には全国優秀学生幹部に選出。
ほかにも何度も世紀優秀学生幹部に選出されています。
自殺前までずっと、高校教師の授業で
彼を模範として取り上げていました。
こんなに前途洋々で優秀な博士課程履修生が
なぜ自殺という道を選んだのでしょう。
彼の遺書の中に自殺の理由が書いてあります。
(漢字で)たったの9文字で。
「世の中がいやになった。
精神の意味がわかった。」
ここ数年のわが国の大学生中にある
心理的な問題はかなり多くなったと言えます。
このことがしばしば悲劇的な事件を引き起こします。
以前のデータにこういうものがあります。
大学でさまざまなレベルの精神疾患を持つ
大学生は38%を占めるにいたっている、というものです。
しかしこれらの大学生が持つ心理的な問題は
ほとんどは自らが原因なのです。
たとえば、認識力、ストレス耐性、適応力、
人と付き合っていく能力など、
総合的な能力の低下がもたらしたものです。
人々の誤解と認識のズレのため、
精神的な症状が現れて初めて
心理的な問題や精神疾患だと認識されます。
そのため大学生の心理的な異常の
初期症状が見落とされています。
それに、多くの精神疾患患者が
どうやって医者にかかったり治療を受けたり
すればいいのかわかっていないとか、
治療をおろそかにしていることも原因のひとつです。
彼らが生死を決するとき、
彼らが生きていく理由を見つける手助けを
してくれる人さえいないのです。
このため悲劇が起きるのです。
ほんとうに心が痛みます。
≫中国語原文はこちらから
http://yujinxiang.exblog.jp/d2005-09-20
飛び降り自殺をしました。
そしてふたたび大学生の心理的な問題が
クローズアップされています。
ここで、まず孟宜の成長過程を
振り返ってみることにしましょう。
孟宜の家は衡陽市解放路にあり、
衡陽二高を卒業しました。
1997年南開大学化学学部に合格。
2001年研究生の入学試験中、
孟宜は学んだ専攻科目に満足できず、
次の年再度入試を受験。
中国科学院上海化学研究所の
修士・博士課程連続履修生となりました。
自殺前は博士課程を履修中でした。
小学校から高校まで
孟宜はずっと先生公認の優等生でした。
1997年には全国優秀学生幹部に選出。
ほかにも何度も世紀優秀学生幹部に選出されています。
自殺前までずっと、高校教師の授業で
彼を模範として取り上げていました。
こんなに前途洋々で優秀な博士課程履修生が
なぜ自殺という道を選んだのでしょう。
彼の遺書の中に自殺の理由が書いてあります。
(漢字で)たったの9文字で。
「世の中がいやになった。
精神の意味がわかった。」
ここ数年のわが国の大学生中にある
心理的な問題はかなり多くなったと言えます。
このことがしばしば悲劇的な事件を引き起こします。
以前のデータにこういうものがあります。
大学でさまざまなレベルの精神疾患を持つ
大学生は38%を占めるにいたっている、というものです。
しかしこれらの大学生が持つ心理的な問題は
ほとんどは自らが原因なのです。
たとえば、認識力、ストレス耐性、適応力、
人と付き合っていく能力など、
総合的な能力の低下がもたらしたものです。
人々の誤解と認識のズレのため、
精神的な症状が現れて初めて
心理的な問題や精神疾患だと認識されます。
そのため大学生の心理的な異常の
初期症状が見落とされています。
それに、多くの精神疾患患者が
どうやって医者にかかったり治療を受けたり
すればいいのかわかっていないとか、
治療をおろそかにしていることも原因のひとつです。
彼らが生死を決するとき、
彼らが生きていく理由を見つける手助けを
してくれる人さえいないのです。
このため悲劇が起きるのです。
ほんとうに心が痛みます。
≫中国語原文はこちらから
http://yujinxiang.exblog.jp/d2005-09-20
コメント